消化器内科
消化器内科について

当院の消化器内科では、食道・胃・腸をはじめ、肝臓・胆嚢・膵臓など、消化器全般の疾患に幅広く対応しています。
がんやポリープ、炎症などの微細な病変を見逃さないよう、身体の中の見えないサインに耳を傾け、患者様一人ひとりに適した治療をご提案いたします。
腹痛や胸やけ、便通異常、血便などの症状がある方や、健康診断で異常を指摘された方はご相談ください。
こんな症状はありませんか
- よくゲップが出る
- 口の中が苦い気がする
- 常にのどにつかえや違和感がある
- 食べ物を飲み込みにくい
- 食欲不振
- 胃(みぞおちあたり)が痛む
- 突然激しい腹痛に襲われることがある
- 腹痛と同時に血便や吐血が起こる
- 常にお腹が張っている
- 体重減少が著しい
- 下痢・便秘が続いている
- よく胃もたれや胸やけ、吐き気がする
主な疾患
食道の疾患
食道がん
食道がんは、食道の内側を覆う粘膜から発生する疾患です。国内においては、胸部の中央付近から発生するケースが多く見られるのが特徴です。年齢層としては50代から増加し始め、特に60代前後で多く確認されています。また、傾向として男性に多く見られる疾患でもあります。食道は他の消化器官とは異なり「外膜」という組織を持たないため、周囲のリンパ節や隣接する臓器へ広がりやすいという性質があります。そのため、消化器疾患の中でも特に、早期のうちに変化を捉えることが極めて重要です。
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症状
- 飲み込むときに、のどや胸につかえや違和感がある
- みぞおちあたりが痛い
- 食事量が減っていないのに、体重が減少している
- 原因不明の声のかすれや咳が続いている
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原因
食道がんの主な原因は、飲酒と喫煙による粘膜への慢性的な刺激です。特にお酒で赤くなりやすい体質の方は注意が必要です。他にも、熱すぎる飲食物による刺激や、逆流性食道炎による粘膜の炎症もリスクを高めます。
治療法
バレット食道
バレット食道とは、胃と食道のつなぎ目付近から食道の下部にかけて、本来は「扁平上皮」で覆われている食道の粘膜が、「円柱上皮」と呼ばれる胃に近い性質の粘膜に置き換わった状態を指します。
食道の粘膜は胃酸の刺激に弱いため、胃酸の逆流などの影響を受けることで、粘膜を守ろうとする反応として胃に似た円柱上皮に変化することがあります。これがバレット食道です。
バレット食道では、食道腺がん(バレット腺癌)の発生に関連するとされる「円柱上皮化生」が認められることが多く、食道がんの発症リスクが高い状態とされています。
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症状
- よくゲップが出る
- 胸やけがする
- 酸っぱい水がこみあげてくる
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原因
バレット食道の主な原因は、胃酸や胆汁が食道へ逆流することと考えられています。逆流性食道炎による炎症が繰り返されると、食道の粘膜が胃に似た円柱上皮へと変化し、その範囲が徐々に広がることで、バレット食道の範囲も拡大していくとされています。
治療法
逆流性食道炎
逆流性食道炎とは、胃酸が食道へ逆流することで、胸やけや食後の不快感などの症状が現れる疾患です。食道と胃の境目にある括約筋の働きが弱くなったり、腹圧が高くなったりすることで、胃酸が逆流しやすくなります。症状が進行すると、食道の粘膜が傷つき、食道潰瘍などを引き起こすこともあります。また、食生活の乱れや肥満、姿勢の悪さなども胃酸の逆流を起こしやすくする要因とされています。逆流による炎症が続くことで、症状が長引いたり悪化したりすることもあります。
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症状
- 食後に胃もたれや胸やけがする
- よくゲップが出る
- 食べ物を飲み込みにくい
- のどがひりひりと痛む
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原因
食道と胃の境目にある下部食道括約筋の働きが弱くなると、胃の内容物が食道へ逆流しやすくなります。逆流した胃酸などが食道の粘膜を刺激することで、炎症が起こります。括約筋の機能が低下する要因としては、加齢や肥満、妊娠、衣服による腹部の圧迫のほか、早食いや食べ過ぎなどが挙げられます。また、喫煙や過度のアルコール摂取、高脂質の食事、就寝前の食事などの生活習慣も、逆流性食道炎を引き起こす一因とされています。
治療法
胃の疾患
胃がん
胃がんとは、胃の内側を覆っている粘膜の細胞ががん化して発生する病気です。胃は食道と十二指腸の間に位置し、食べ物に含まれる脂肪やたんぱく質を消化し、腸へ送り出す働きを担っています。胃がんは、はじめは粘膜の表面に発生し、進行すると胃の壁のより深い層へと広がっていきます。さらに進行すると、胃の外側にまで及び、周囲の臓器に影響を与えることもあるため、早期に発見し治療することが大切です。また、がんが胃壁の深い部分まで広がると、リンパや血液の流れを通じて他の臓器へ広がる可能性があり、転移のリスクが高くなるとされています。
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症状
- 胸やけや吐き気、食欲不振が続いている
- 胃(みぞおち周辺)が痛む
- 胃の違和感や不調が続いている
- 黒色の便が出る
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原因
胃がんの発症には、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染が大きく関係していると考えられています。ピロリ菌に感染している場合、感染していない人に比べて胃がんの発症リスクが高くなることが知られています。ピロリ菌の感染は、上下水道の整備が十分でなかった時代に幼少期を過ごした世代に多くみられる傾向があります。また、塩分の多い食事をよく摂る方や、飲酒・喫煙の習慣がある方、肥満の方なども、胃がんの発症リスクが高くなるとされています。
治療法
胃ポリープ
胃ポリープとは、胃の粘膜にできる盛り上がった病変のことを指します。内視鏡検査で形や大きさなどを確認することで、良性か悪性かの目安を判断することができます。
一般的に、大きさが大きいものや、短期間で急激に大きくなったもの、形が不整なものでは、がんが疑われる場合があります。その際には、ポリープの一部を採取して調べる組織検査(生検)を行ったり、ポリープを切除して治療することがあります。
胃ポリープは若い方でもよく見つかり、いくつかの種類があります。なかでもピロリ菌に感染している場合、「過形成性ポリープ」や「胃腺腫」がみられることがあります。ポリープの種類や大きさによっては、がんへ進行する可能性もあるため、早期発見と適切な経過観察・治療が重要です。
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症状
胃ポリープは多くの場合、自覚症状がほとんどなく、ポリープが大きくなっても痛みなどの症状が現れないことが一般的です。
ただし、過形成性ポリープでは、ポリープから出血することがあり、その場合には下血や鉄欠乏性貧血を引き起こすことがあります。貧血が進むと、めまい、だるさ、息切れ、頭痛などの症状が現れることもあります。 -
原因
胃ポリープは、20歳以上の全年齢でよく見つかりますが、一般的に高齢者になるほど発癌の可能性が高まります。若い人に多いのは胃酸分泌抑制薬が原因となる胃底腺ポリープで、発がんのリスクは極めて低く、比較的高齢者に多い過形成性ポリープは、ピロリ菌の感染と関連して発生することが知られていて、発がんリスクがあります。また、まれに遺伝的な要因によって胃ポリープが生じることもあり、代表的なものとして家族性大腸腺腫症、Gardner(ガードナー)症候群、若年性ポリポーシスなどが挙げられます。なお、ストレスが直接の原因となって胃ポリープが発生することはないとされています。
治療法
胃潰瘍
胃潰瘍(消化性潰瘍)とは、胃酸やさまざまな要因によって胃の粘膜が傷つき、粘膜が深くえぐられた状態になる病気です。ピロリ菌感染やストレス、胃酸の影響により、粘膜の防御機能と攻撃因子のバランスが崩れることで発生すると考えられています。発症は年齢や性別に関わらずみられますが、神経質な性格や几帳面な性格でストレスを抱え込みやすい方は、発症しやすい傾向があるとされています。
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症状
- よく吐き気や胸やけがする
- 嘔吐することが増える
- 胃もたれがする
- 背中が痛い
- 食欲不振
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原因
胃潰瘍の主な原因として、ピロリ菌の感染と非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用が挙げられます。ピロリ菌は胃の粘膜に炎症を起こし、粘膜の防御機能を弱めるとされています。また、非ステロイド性抗炎症薬は胃粘膜を保護する物質の産生を抑えるため、潰瘍が生じやすくなります。そのほか、強いストレスや喫煙、過度の飲酒、不規則な食生活なども発症に関係する要因とされています。これらは胃酸の分泌を増やしたり、胃粘膜の防御機能を低下させたりすることで、胃潰瘍を引き起こしやすくすると考えられています。
治療法
十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍とは、食べ物が通過する消化管の一部である十二指腸の粘膜が傷つき、粘膜が深くえぐられた状態になる病気です。
主な原因は胃酸による粘膜の損傷とされており、上腹部の痛みや出血などの症状がみられることがあります。さらに潰瘍が深く進行すると、十二指腸に穴が開く穿孔や、腹膜炎などの重い合併症を引き起こす可能性もあります。多くの場合、制酸剤(胃酸の分泌抑える薬)を服用することで4~6週間で改善します。
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症状
- 胃もたれ・胸やけ・ゲップが続いている
- 食欲不振
- 体重減少
- 空腹時や早朝にみぞおちが痛む
- 吐血
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原因
十二指腸潰瘍の主な原因として、胃酸の分泌が過剰になることや、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が挙げられます。ピロリ菌は消化管の粘膜に炎症を起こし、胃酸から粘膜を守る働きを弱めると考えられています。
また、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を長期間使用することも、粘膜を傷つけて潰瘍の形成につながることがあります。
そのほか、喫煙や過度のアルコール摂取、強いストレス、不規則な食生活なども発症に関係する要因とされています。特に空腹時には胃酸が十二指腸へ流れ込みやすくなり、粘膜への刺激が強まることがあります。さらに、体質や年齢などが関係する場合もあります。
治療法
大腸の疾患
大腸がん
大腸がんとは、大腸の粘膜に発生する悪性腫瘍です。
発症には、高脂肪・高たんぱくの食事などの生活習慣や遺伝的な要因が関係していると考えられており、食生活の欧米化も日本で患者数が増加している要因の一つとされています。大腸ポリープが時間の経過とともにがん化する場合もあれば、粘膜から直接がんが発生することもあります。大腸がんは、日本で患者数・死亡数ともに多いがんの一つですが、早期の大腸がんは自覚症状がないことが多く、早期に発見して治療を行えば、治癒が期待できる可能性が高い病気とされています。早期の大腸がんの場合、内視鏡的切除により治療できる場合が多いです。
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症状
- 常にお腹が張っている
- 下痢・便秘が続いている
- 腹痛が何日も続いている
- 常に残便感がある
- 便に血が混じっている
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原因
野菜や果物の摂取不足、運動不足、飲酒、肥満などの生活習慣が、大腸がんの発症に関係すると考えられています。近年は、高脂肪で食物繊維が少ない欧米型の食生活が広がったこともあり、大腸がんの患者数は増加傾向にあります。食物繊維が不足すると、腸内で便が滞りやすくなり、発がんに関わる物質が大腸内にとどまる時間が長くなると考えられています。その結果、腸の粘膜への刺激が続き、がんの発生につながる可能性があるとされています。
治療法
大腸ポリープ
大腸ポリープとは、大腸の粘膜が増殖して腸の内側に盛り上がった状態の病変を指します。多くは良性で、経過観察のみで問題ない場合もありますが、中には将来的にがんへ進行する可能性があるものもあります。自覚症状がほとんどないことが多いため、健康診断や検査の際に偶然見つかるケースも少なくありません。特に40代以降は、大腸の健康状態を確認する目的で、定期的に検査を受けることが望ましいとされています。
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症状
お腹の張りを感じる、腹痛がある、下痢や便秘が続くといった症状がみられることがあります。ただし、ポリープは小さいうちは自覚症状がほとんどなく、ある程度大きくなるまで症状が現れにくいことが特徴です。
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原因
大腸ポリープの発生を絶対的に防ぐことは難しく、特に40歳を過ぎると発生しやすくなるとされています。
原因としては、加齢のほか、家族性大腸腺腫症などの遺伝的な要因や、潰瘍性大腸炎などの腸の病気が関係する場合があります。また、運動不足や喫煙、飲酒、糖尿病などの生活習慣もリスク要因と考えられています。
さらに、大腸がんの家族歴がある方は注意が必要とされており、定期的な検査によって早期発見につなげることが大切です。
治療法
虚血性大腸炎
虚血性大腸炎とは、大腸の粘膜へ十分な血液が行き渡らなくなることで起こる病気です。血流が不足した状態を「虚血」と呼び、この状態によって大腸の粘膜に炎症が生じ、血便や腹痛などの症状が現れます。高齢の方や便秘傾向のある方にみられることが多く、男女別では女性にやや多い傾向があります。虚血性大腸炎は、虚血性腸疾患の中でも比較的多くみられる病気とされています。
多くの場合、内服治療と食事療法で1週間程度で改善しますが、症状が強い場合は入院や点滴治療が必要になります。
また、まれに重症化し、腸の壊死や狭窄が起こり、緊急手術が必要になることもあります。
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症状
- 下痢が続いている
- 血便が出る
- 吐き気が起こる
- 激しい腹痛がある
- よく冷や汗をかく
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原因
虚血性大腸炎は、大腸の粘膜へ十分な血液が行き渡らなくなることで発生します。腸内の圧力が高まることなどで血流が低下し、粘膜に炎症が生じることがあります。その背景には、糖尿病や高血圧、脂質異常症による動脈硬化のほか、脱水や便秘などが関係している場合があります。また、強いストレスが影響を及ぼす可能性も指摘されています。
治療法
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が起こることで、粘血便や下痢、腹痛などの症状が現れる病気です。炎症は大腸の中でも出口に近い直腸から始まり、連続して奥のほうへ広がることが多く、粘膜や粘膜下層にびらんや潰瘍といった粘膜の傷やただれが生じます。発症にはさまざまな要因が関係していると考えられていますが、現時点でははっきりとした原因は明らかになっていません。
治療では、炎症を抑える薬(5-ASA製剤やステロイドなど)を用いて、症状のコントロールを図ります。症状が落ち着いた後も、再発を防ぐために継続的な治療が行われます。また、症状が強い場合には、生物学的製剤の使用や手術が検討されることもあります。
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症状
- 下痢が続いている
- 常に腹痛がある
- 血便が出る
- 発熱症状がみられる
- 貧血状態が続いている
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原因
潰瘍性大腸炎の原因は、現時点でははっきりと解明されていません。ただし、近年の研究では、免疫の働きの異常が関係している可能性が指摘されています。本来、免疫は体内に侵入した異物から体を守る役割がありますが、何らかの要因によって自分自身の腸の粘膜に反応してしまい、大腸に炎症が起こると考えられています。こうした免疫の異常には、腸内細菌のバランスの変化や食生活の変化、遺伝的な要因などが関与している可能性があるとされています。
治療法
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群(IBS)とは、下痢や便秘などの便通の異常に加え、腹痛や腹部の張りなどの症状がみられる疾患です。検査を行っても大腸や小腸に明らかな器質的異常が認められないことが特徴で、大腸の運動や分泌機能の乱れが関係していると考えられています。比較的よくみられる病気で、成人の一定数にみられるとされています。発症にはストレスが関係していると考えられており、ストレスの多い現代社会では患者数が増えていると指摘されています。20代から40代でみられることが多く、男女によって症状の傾向が異なることも特徴です。男性では下痢が主体となるタイプ、女性では下痢と便秘を繰り返す混合型がみられることが多いとされています。
生活習慣の改善が基本で、症状に応じて便通を整える薬を用いて治療します。
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症状
- 腹痛がひどく、睡眠が妨げられる
- 腹部に痛みや違和感が長く続いている
- 硬い便が出る状態が長く続いている
- 排便時に出血がみられる
- 排便のタイミングが一定でない
- トイレの後も残便感が残る
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原因
過敏性腸症候群の原因は、脳と腸が自律神経を介して過剰に反応し合う「脳腸相関」の乱れにあります。
現代社会の複雑なストレスや不規則な生活が引き金となり、腸の知覚過敏や運動異常、腸内細菌のバランス崩壊を招くことで発症します。
治療法
クローン病
クローン病とは、口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位に、慢性的な炎症や潰瘍が起こる病気です。炎症は腸のあちこちに飛び火するように点在して現れるのが特徴で、粘膜の深い層まで傷つくことがあります。発症のメカニズムは完全には解明されていませんが、若年層に多く見られる指定難病です。治療では、炎症を抑える薬(5-ASA製剤や生物学的製剤など)や栄養療法を用いて症状のコントロールを図ります。症状が落ち着いた「寛解」状態を維持し、再燃を防ぐために継続的なケアが行われます。
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症状
- 下痢が続いている
- 特に右下腹部に痛みがある
- 発熱や全身のだるさがみられる
- 体重が減少している
- 痔瘻(じろう)など肛門に異常がある
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原因
クローン病の原因は、現時点でははっきりと解明されていません。ただし、近年の研究では、免疫の働きの異常が深く関係していると考えられています。本来、外部の敵から体を守るはずの免疫システムが、何らかの要因によって自分自身の腸の粘膜を攻撃してしまい、炎症が起こります。この異常には、食生活の欧米化(高脂肪・高タンパク)、腸内細菌のバランスの変化、遺伝的な要因などが複雑に重なり合っているとされています。
治療法
気になる症状がある方は
内視鏡検査を
ご検討ください

気になる症状が続く場合は、早めに検査を受けることが大切です。内視鏡検査では、食道・胃・大腸の状態を直接確認し、病気の早期発見・早期治療につなげることができます。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。